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実写映画 ゴースト・イン・ザ・シェル 攻殻機動隊 感想!

GHOST IN THE SHELL(攻殻機動隊)の実写映画!観て参りました!!!!
ネタバレありの感想となりますのでご注意ください!!
っていうかウィキペディアに猛烈なネタバレが書いてあるのでネタバレ見たくない人は絶対wiki見ちゃ駄目です!!笑

さてさて。
観終わったあとの全体の感想としては、アメリカの映画……ハリウッド映画らしいデキだなあ、と思いました。
まず、家族愛の描写。
桃井かおりが良い仕事してましたね~~。
ゴーストインザシェルの公開前の前情報で、主人公の少佐の名前が「ミラ」と発表され、義体化の経緯も他のシリーズとかなり違ったことから、「もはや原型ないじゃん!」みたいな言われ方をしていましたが……。
スカヨハの顔面で「草薙素子」はおかしいでしょ~~~と思っていたら、うまいことアレンジしていましたね~~。
素子の母親が登場したのって初ですかね?
SACでは飛行機事故で死んでたし……ARISEも死んでたか。
素子にとっての、母親の存在って……「ミラ」になった素子を見て「娘に似てる」と感じ取った母親がいることで、押井守版の少佐のように自分のゴーストを疑わずに信じられると思うんですよね~~。ああ~~~良かったねーーー!少佐!!(;ω;)

それから、「ハッピーエンド」であること。
正確にはバトーにとってのハッピーエンドですが……。

私はバトーが大好きなので、私は原作及び押井守監督の、人形使いとの融合しちゃう展開はバトー的にハッピーエンドじゃないと思ってます。少佐を失ったイノセンスのバトーは全然幸せそうじゃなかったしw
私は初めて観た攻殻がまさかの「イノセンス」で、最初に印象づいたのがバトーの寂しそうな姿だったんですよね~~。
(その後GHOST IN THE SHELL、SAC、2ndGIG……と映画とアニメと原作全シリーズ網羅しました)

というわけで、今回のバトーにとってのハッピーエンドは最高でした。

クゼに「一緒に行こう」と誘われるシーンで、私は劇場で観ながら「ああ、また……」と思っていました。
ところが、まさかのお断り!!!
クゼを振り、クゼが死に……そこへやってくるバトー!
イノセンスのあの孤独なバトーに繋がらないルート!!
これには感激しました。

アメリカ映画ってハッピーエンドと家族愛、好きですよね。
あとカーチェイスがゴリゴリ出てくるイメージ。
ゴースト・イン・ザ・シェルはちょこっとバイク乗りまわす程度にしておいてくれて良かった。
カーチェイスって観てて飽きてくるので……;

おおむね押井守版の名シーンを踏襲しつつ、リスペクトしつつ、うまくアレンジしてましたね。
少佐の人物像はどのシリーズとも違う感じ。
まず、義体化してまだ1年って設定なので、6歳で義体化した少佐や0歳児で義体化した少佐に比べると義体化歴も浅く、大人しいので末っ子感があります。
バトーが可愛がってる犬に骨をあげて微笑むシーンは、原作の表情豊かでコミカルな少佐を思わせました。
押井守版の少佐はとうてい見せない表情でしょうw

犬といえば、少佐(ミラ)が「犬を飼ってたの」と言ったのに対し、バトーが「猫派かと」って言うシーン。
犬を飼っていた、っていうのは植え付けられたニセの記憶で、
本当は猫を飼っていたことがあとで明らかになります。
これって、ニセの記憶を植え付けられている状態の、しかも義体化して姿も違う少佐を前にして、本質をバトーが見抜いていたってことですよね!!!(*°∀°)=3
バトーが少佐(素子)のゴーストをしっかりと見ていたってことですよねー!!!
ここにグッときました。

光学迷彩やダイブの演出、電脳通信の演出などもシビレましたね~~。
ああーー!!攻殻が実写化されてるーー!!って感じがして。
冒頭の、少佐の義体が完成していくシーンは押井守版の演出を最新のCG再現したって感じで感動しました。
少佐とバトーのボートでの会話シーンや、ゴミ収集車のオッサンのシーンなどはよく再現されていたと思います。
アウトレイジしてるたけしも良かったですw
欲を言えば、ボーマやイシカワの出番がもう少し欲しかったな、ってところでしょうか。
パズは存在ごと消されてましたけど、まあSACとARISEでしかキャラ立ってないしパズは仕方ないか。

そいつをよこせええみたいなアツいシーンも無かったしな~~。
あ、でもサイトーの狙撃シーンはありましたね!

印象的な台詞が多い攻殻ですが、この実写版は英語ということもあってか
あまり名言っぽいシーンはなかったですね。
「あらそう?」すら名言になるぐらいだから、実写版も何度も観返したら名言拾えるかなw
「キツネを狩るのにウサギをよこすな」と課長@たけしが吐き捨てるシーンは……まあアウトレイジですねw

映像的にも押井守版のリスペクトが多く、真新しく感じるシーンは……
義体化前の素子の実家や墓参りのシーンくらいでしょうか。
素子の部屋のセンスにヤバさは置いとこうw

でも無茶苦茶満足してます。
観終わったあとはすごい満足感でした。
期待していた以上の仕上がり、内容でしたし、また観たいなと思ってます。
シリーズ史上一番あったかくてやさしい攻殻だと思います。

押井守版と原作はもうレジェンドってことで、置いといて。
疾走感と独特の雰囲気がカッチョ良いSAC SSSも3D版を劇場で観て超最高!!って思いました。
4本の短編と映画で計5回も劇場に足を運ばされたARISEと新劇場版。
こちらも積み重ねてきた4本の短編からの集大成といった仕上がりで、とても満足。
そして、今回の実写映画。
攻殻の劇場版にはハズレがないですね。
素晴らしい原作と、その原作を映像化したいという熱意を持った素晴らしいスタッフが集まった結果だと思っています。
観に行って良かったです!!!

テーマ : 映画感想 - ジャンル : 映画

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